雨のため一日室内で作業して、撮らなければならない写真を撮影。
ゲンゴロウの飛翔を撮ることになっていたが、先送りになっていたのをすまそうと思ったのだが、あまりよいポーズの写真は撮れなかった。とはいってもゲンゴロウが飛んでいるところを撮ったのは初めてだから、結構面白かった。
思ったより飛ぶのが速く、しかもほぼ60度ぐらいの角度ではねるようにとび上がるのにびっくりした。
こういった撮影は室内で光電管という装置を使い、虫がビームを通過するとシャッターが開く仕組みを使って撮る。
20年ほど前はこうした撮影じたいがたいへんな時代だったから、試行錯誤での撮影は結構面白かった。けれど最近は、やはり野外で生き生きとした虫の飛翔にチャレンジする方がずっと面白い。
今日のような撮影にしろ、屋外で広角レンズを使っての飛翔撮影にしろ、デジカメのおかげで苦労は1/10ぐらいにはなったかなと思う。
◎東京電力のHPで昆虫教室。24回のシリーズです。第6回は「昆虫学入門」。こちらからどうぞ。
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