小さなクモの卵のうがぶら下がっていた。卵を守る親が近くにいるはずだが何処だろう、と顔を近づけたところ、思いがけず巣にかかった小枝が動き出した。枝と思ったものが親であった。
このクモはオナガグモ。名前の通り、お腹が異様に長い。脚と体をまっすぐに伸ばして一本の棒のようになろうとする姿は、ナナフシを連想させる。
◎東京電力のHPで昆虫教室。24回のシリーズです。第3回は「昆虫酒場」。こちらからどうぞ。
◎TBS「どうぶつ奇想天外」8月15日(日)20時〜
昨年10月のボルネオ島グヌン・ムル国立公園取材の続編です。巨大ナナフシなどの擬態昆虫、極彩色の昆虫など珍しい昆虫がたくさん登場します。ご期待下さい。
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