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海野和男のデジタル昆虫記

ミンミンゼミの羽化

ミンミンゼミの羽化
2004年07月25日

夕方小諸を出て、東京に来た。取材が一件有り、そのあと記者とセミの羽化をみる。
 この前東京へ戻ったときと比べて、セミの数はずいぶん増えた。ただ、今年は市ヶ谷では土を掘り返したあとがたくさんある。たぶんサクラの調査のためかと思う。そのせいか、市ヶ谷では例年よりセミの羽化が少ない。この前掘っていたから。羽化直前に死んでしまったセミが多いのかなと思う。
 それで四谷方面に歩いてミンミンゼミの羽化直後の写真を撮る。この辺りのミンミンゼミは変異が大きく面白い。千代田区の現在の桜はほとんどが戦後植えられたものだ。いろんなところから木が運ばれ、木について来たセミの卵や幼虫から増えたセミが今の東京のセミだろう。緑色の強い、山梨あたりの顔をしたセミもいるし、もっと明るい色彩のセミもいて面白い。

◎アサヒカメラではグラビアで「小諸日記」、評論家飯沢耕太朗さんによる「写真作家主義」今月はぼくが登場しています。セミの一人芝居から話ははじまっています。

◎岩波ジュニア新書「デジカメ自然観察のすすめ」ちくま新書「昆虫の世界へようこそ」いずれも自信作です、読んでいただければ嬉しいです。

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