キハダのエサキモンキツノカメムシの幼虫を探しているが、実に集まっているのは、4齢くらいのやや大きな幼虫ばかり。野外での撮影は断念して、親から離れたばかりの2齢幼虫を採集し、飼育をはじめることにした。キハダの水揚げが難しかったので、ミズキでの飼育に決めた。
幼虫たちは集団で枝を歩いていく。見ると、お尻の先に何か突きだしている。突起があるとは知らなかった、などと思っていると、やがて幼虫たちは実にたどり着いた。そこでようやく、突起の正体が分かった。幼虫はとても長い口吻を持っていたのだ。実に口吻を突きたてて汁を吸い始めた。
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