今年はエサキモンキツノカメムシの撮影をがんばろうと、5月末くらいから探しはじめていたが、成果がなく少々焦っていた。ところが、最近になってようやくまとまった数を見つけることができて、ホッと一安心。昨年までウルシの木がよかったので、それにこだわりすぎたようだ。今年はキハダに多く集まっている。
すでに幼虫が孵化したものもいるが、真新しい卵を守っているものもいれば交尾中のものも多い。一度の撮影で色んな段階が撮影できて、むしろ例年より効率がいい。写真のメスの下に見えるのは卵ではなく幼虫。孵化直後のようで卵の殻がたくさん見える。もう少し早い時間に見れば、うまく孵化を撮影できたかも知れない。ちょっと残念だった。
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