田植えされたばかりの若いイネの苗に細かい食痕が見られる。これは主にイネクビホソハムシ(左)とイネミズゾウムシ(右)のものだ。
イネクビボソハムシの幼虫は、背中に泥を背負うところから「ドロオイムシ」と呼ばれ、やはり葉を食べるので嫌われている。イネミズゾウムシは水中に潜ることができ、ゲンゴロウほどではないが泳ぎは達者だ。幼虫は根を食べるので、やはり嫌われものだ。写真のイネミズゾウムシは水中でつけた泥で汚れている。
◎岩波ジュニア新書で「デジカメ 自然観察のすすめ」を執筆中。入校が終わり6月20日発行予定。ちくま新書では「昆虫の世界へようこそ」がやはり夏前に発売。両方とも写真がたくさん入ったカラー判です。
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