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海野和男のデジタル昆虫記

フクジュソウとアブ(OMアダプター50mm、38mm)

フクジュソウとアブ(OMアダプター50mm、38mm)
2004年03月21日

フクジュソウを見に行ったが、今日は気温が低くミツバチは来ていなかった。小さなヒラタアブの仲間がいたのでOMアダプターにバリアブルEXチューブを介しズイコー50mm1.4とOM用38mmマクロを付けてみた。
 上は50mm1.4でF4で撮影(一般撮影では推奨絞り2.8〜8)。極めてピントが浅い。下は38mmマクロでチューブをいっぱいにのばした状態で絞りF11。フイルムならば約10倍の拡大率での撮影だ。
 38mmマクロはOMアダプターの適合表に入っていない。オリンパスが推奨外のレンズである。けれどフイルムの時はこの手のレンズとしては素晴らしくシャープなレンズであった。
 もともと高倍率マクロレンズは光学的には一般のレンズと同様の解像度では計れないのだと、ぼくは認識している。つまりこのくらいの倍率でオリンパスの厳しい基準をクリアーするレンズは不可能なのではないかとも思う。
 でもこうした高倍率も写真では必要な場合もある。高倍率マクロは、キャノンとミノルタにレンズがある。それらのレンズも癖はあるが良い描写をする。フイルム時代はズイコーマクロシリーズは最高峰のマクロであった。だから他社のレンズもデジタル時代ではオリンパスの厳しい基準は満たさないかも知れない。レンズがないことには写真は撮れないのがカメラマンの宿命だ。
 とりあえずは絞りレバーを絞ったらシャッターが切れる装置を自分で作ってみたいと思うが、最近はそうした遊びをする時間が限られるのがちと残念。


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