昨日のイボタノキのシャクトリムシから、クワエダシャクの幼虫についても確認したくなった。
これまでの観察から厳冬期は一度クワの木を降りることは確認済み。今は暖かくなって、再び枝にとまったものがたくさん見つかるようになった。今日は、どういうわけか写真のように中胸から上をぐっと反らすようなポーズのものが多く見つかった。2センチくらいの大きなものが多く見つけやすい。
この時期擬態昆虫を探すなら何がよいかと聞かれれば、迷わずこの幼虫を勧めたい。一つヒントを加えるなら、桑畑を探すのではなく、道ばたに単独で生えたクワを探した方が多く見つかる、というところだろうか。
ところで、今日は幼虫が枝をかじっているのではと食痕を探してみたのだが、結局見つからなかった。冬芽をかじったような様子もない。芽吹きはもうしばらく先である。枝をのぼった幼虫たちはきっと何か食べていると思うのだが。
EOS10D 100mmマクロ
2003年3月12日
2003年6月28日
◎月刊誌3月号
・デジタルフォト「自然ワンダーランド」 今月は「春の息吹」
・デジタルカメラマガジン「穂高町のレンゲ畑」
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