エル・ロサリオでアメリカのモナークウオッチのチップ・テーラー先生にあった。
モナークとはオオカバマダラのことで、モナークウオッチは12年前からのプロジェクトである。アメリカとカナダの学校、2000校にオオカバマダラにつけるタグを配り、生徒が秋にチョウを捕まえタグを後ろ翅に貼ってリリースする。
アメリカやカナダからメキシコまで渡ってきて、この越冬地で春を待たずに死んでしまったチョウからタグを回収している。地元の人に回収を頼んでおいたタグを買い取る日だった。昨年の秋は30万枚のタグが配られ、恐らく10万から15万匹のオオカバマダラにタグがつけられたという。
例年の回収は600枚ほどであ。るが、今年は2000枚ほども集まりそうだという
昨日僕たちが手に入れたタグは、ミネソタ州で放されたチョウであった。3000kmの距離をはるばる渡ってきてここで命を落としたのだ。グループの人が持っていたi-bookにデータがあってすぐに調べてくれたのだ。
ラベルにあるカンサスというのは、モナークウオッチで配られたタグには全て記入されているということだ。
FZ10
◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸 の自然や昆虫の写真集。クラカメ図鑑としても使えます(こちらは野外でデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付き。ホームページで直販する ことにしました。
こちら FONT>をご覧下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。
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