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海野和男のデジタル昆虫記

テントウムシの大集団

テントウムシの大集団
2004年02月24日

テントウムシの大集団を取材に行った。
 果たしてどんな場所にいるのだろうか。日本のナミテントウなら岩場の石の割れ目など物陰に潜んでいる。
 ところがこちらのテントウムシは雪解けしたばかりの木の根本の地面に集合しているのでびっくりしてしまった。さらに驚いたのは、このテントウムシの集団が飛んでくるのが見られるのは6月がメイン、秋にも少し集まって来るという。昨年の6月から、この辺りの物陰にずっと何も食べずに潜んでいるというわけだろうか。
 テントウムシの習性は日本のものもあまりよくわかっていないのではと思う。ただテントウムシは暑さに弱く、また低温では活動しないと言うのは日本のものもこちらのものも同じである。
 ところでこのテントウムシの学名はHypodamia convergens。convergensは集まるという意味だから、さしずめアツマリテントウといったところか。名前もその習性をよく表している。   

E-1 11−22ズーム

◎3月7日(日)20:00〜TBSどうぶつ奇想天外(放映日変更になりました)
特集は昨年10月取材のボルネオです。グヌン・ムル国立公園の鍾乳洞のコウモリが登場します。詳しくはバックナンバーを見て下さい。(ランタンフライについては、1月末にすでに放映されました)また今月末から同じくどうぶつ奇想天外でメキシコとアメリカへ

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