春のノイバラに見られるキエダシャクの幼虫。バラのトゲそっくりの突起を持ち、若い枝にそっくりのシャクトリムシだ。新緑の季節に大きな幼虫が見られるから、きっと幼虫越冬だろうと探していたが、ようやくそれらしいものを見つけることができた。昨年の画像と見比べ、頭部の形や模様などからキエダシャクに似ていると思う。これから時々様子を見て、確認していきたいと思う。
今はまだ1センチにも満たない小さな幼虫だ。枯れ枝によく似た色合いでトゲのような突起はない。カギシロスジアオシャクの幼虫 も別のコナラのシャクガの幼虫 もまだ同じ姿勢のままだが、今日の幼虫はすでに歩き回っているようだ。バラの冬芽は柔らかそうだから、もう食べているのかも知れない。
EOS10D 65mmマクロ
◎月刊誌3月号
・デジタルフォト「自然ワンダーランド」 今月は「春の息吹」
・デジタルカメラマガジン「穂高町のレンゲ畑」
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