ウスバシロチョウは初夏に産卵するが、卵から幼虫が出るのは半年以上も後、食草のムラサキケマンが葉を広げる早春のことである。毎年3月初旬に最初の幼虫を見つけているが、いくらか成長しているものだった。それで、今年はちょっと早く探してみることにした。
まずはムラサキケマンの葉を探す。若い葉は落ち葉のような色をしているので気づきにくい。何とか一株見つけ(写真上)、葉の根際に糞らしいものも確認できた。幼虫が近くにいることは間違いないようだ。しかし気温が低めなためか、なかなか幼虫が見つからない。しばらくして諦めかけたところで、ようやく落ち葉の上に3ミリほどの小さな黒い幼虫を見つけた。ウスバシロチョウの幼虫に間違いないだろう。一齢幼虫だろうか。
E-1 14-54mm
EOS10D 65mmマクロ
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◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸の自然や昆虫の写真集。クラカメ図鑑としても使えます(こちらは野外でデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付き。ホームページで直販することにしました。
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