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海野和男のデジタル昆虫記

オオミスジの越冬幼虫

オオミスジの越冬幼虫
2004年01月07日

ミスジチョウの仲間やオオムラサキの仲間は幼虫で冬を越す。落ち葉の下で冬を越すオオムラサキやゴマダラチョウの幼虫は、幼虫の食べる木の下の落ち葉でたやすく見つかる。また幼虫が巣を作るホシミスジなども、巣を探せばよいから見つけやすい種類だ。
 木の枝や幹で冬を越すオオミスジやコムラサキは、それらの幼虫と比べれば見つけにくい種類だ。特にオオミスジの幼虫はごつごつした樹肌のウメの木の枝で冬を越し、大きさも5mmほどしかないので見つけるのは骨が折れる。
 けれど一度見つけてしまえば、次からは比較的簡単に見つかる。それは成虫がいそうなウメの木が何となく分かるようになるし、幼虫が潜んでいる場所も何となく分かるようになるからだ。この何となくというのが、実は自然観察では重要である。一種の経験に裏付けされた勘なのであるが。(霜が付いた木の枝にいたのだが、幼虫には霜が付いていない)
他の種の幼虫越冬をリンクリンクにしましたのでクリックしてみてください。ミスジチョウホシミスジオオムラサキとゴマダラチョウ以前のオオミスジ

◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸の自然や昆虫の写真集。クラカメ図鑑としても使えます(こちらは野外でデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付き。ホームページで直販することにしました。
こちらをご覧下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。

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