さてこれは何だろうか。こうしてアップで撮影するとまるでハゴロモの翅のようにも見える。
実はこれは昆虫ではない。昆虫と同じ節足動物のクルマエビの尻尾である。個体によってその色や模様は微妙に異なり美しい。水中生活者のエビの尻尾は昆虫の翅と同じように水中を進む道具として発達したのだろう。
このエビは昨日の夜に生きたままおがくず入りの箱に入って、沖縄の湊君から届いた。水棲昆虫もそうだが、水中の節足動物水がなくてもかなりの間生きられる。けれど小諸は室内でも寒すぎて夜のうちにほとんど虫の息になってしまったから、早く食べなくては。
湊君は沖縄にすみついて25年ほどになるのだろうか、湊和雄の南島通信というHPがあり、撮影対象は昆虫だけでなくヤンバルクイナなど沖縄の生き物全般に渡る。hpはこちら。中でもおすすめなのは日記でつづる南島漂流記
E-1 50マクロ+テレコン
◎来年の1月12日に伊丹市で行うデジタル写真教室は定員の倍の応募があったそうです。お断りする方も出るようで、申し訳ありません。なお11日には同じ昆虫館で講演もあります。こちらは申し込まなくても参加できますので、おいでをお待ちしています。
伊丹市昆虫館のHPはこちらをご覧下さい。
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