シグマから新発売の12−24ズームをもって八重山へ来た。この時期に雑誌の記事を書くとなると、昆虫でと言われると南へ行くしかない。
取材費が出るわけではないけれど、何尻いろんなレンズを使ってみたいから、引き受けてしまった。自腹を切っての撮影であるが、動物園ですますのはいやだから、やはり南へとなる。
じつはデジタルカメラに惚れ込んだのも、今回と同じように自腹で沖縄に行き、初めてデジカメを使った1999年の10月だっただろうか。
ところでこのレンズ、何故もっと寄れないのだろうかと思う。12mm側だとスジグロカバマダラなどのちょっと大きめのチョウでこのくらいにしか写らない。といっても、35MM換算18mmのレンズというのはそうはないし、実際ここまで寄れるズームはない。E-1の標準ズームでがんがん寄る癖が付いてしまい、ちょっと不満。まあなかなか優れたレンズではあるのだが、目一杯よるにはMFでいきたいが、レンズが暗いのでピントが掴みにくい。
D100 sigma12−24
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