小諸にミスジと名前の付くチョウはミスジチョウ、コミスジ、オオミスジ、ホシミスジの4種類。フタスジチョウというのもいてこれもミスジチョウの仲間である。
いずれも幼虫越冬であるが、ミスジチョウをのぞけば越冬中のものは5mmほどの小さな幼虫だ。これはミスジチョウの幼虫で1.5cmほどあり、カエデの木についている。葉が落ちたカエデをよく見ると写真のように枯れた葉が枝にくっついていることがある。根元が折れたようになっているのに、木から落ちることはない。これは幼虫が糸を吐いて、強風にも落ちないようにしっかりととめているからだ。幼虫は枯葉にそっくりな色をしているので、見つけにくいはずだが、枯れた葉を探すことで比較的みつけやすい。とはいっても結構珍しい種類だし、カエデはどこにでもあるからなかなか見つからないのである。
nikon D1X 105mmマイクロ
来年の1月11日午後、伊丹市昆虫館で講演。翌日の12日は昆虫館の蝶の温室でデジタルカメラ教室がある。講演の方は予約不要。撮影会は20名程度の限定です。詳細は昆虫館にお問い合わせください。合わせて今月末締め切りで昆虫写真コンテストも行っています。表彰式は1月12日。ふるって応募してください。審査は海野も参加します。デジタル写真教室の講師は海野と高嶋です。
伊丹市昆虫館のHPはこちらをご覧下さい。
◎月刊誌12月号
・デジタルカメラマガジン 沖縄のチョウ 3頁
・デジタルphoto専科はデジタルフォトと名前が変わりました。
「自然のワンダーランド」4ページ連載中です。
今月は「熱帯雨林の昆虫たち」先月E-1で撮影したボルネオの写真です。
◎ムック
・デジタルキャパ編集ミノルタA1ムックが発売中。
双葉社からはE-1のムックが発売されています。
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