ムル国立公園の取材は明日午前中まで。そこで本格的な取材は今日が最終日。再びコウモリの群を見に行った。コウモリを専門に狙うバットホークという鷹が、コウモリを採るところを狙いに行った。昨日も行ったのだが失敗、今日も結局はまともなビデオも写真も撮れなかった。
このムルの森に君臨するのは明らかにコウモリである。ガはコウモリのせいでものすごく少ない。虫たちはコウモリ対策をいつかは考え出すのであろうか。今のところよく知られているのはガの一部で、コウモリの出す超音波を感じると、翅を動かすのをやめて落ちるものがいるぐらいだ。虫もコウモリの出現は予期していなかったであろう。そんなコウモリを狙う鷹がいるなんて、確かにここでは無尽蔵な餌であろう。生き物の世界は複雑に絡み合って進化しているのだなと思う。
◎月刊誌11月号
・デジタルカメラマガジン 鬼無里村の紅葉
・デジタルphoto専科はデジタルフォトと名前が変わりました。 「自然のワンダーランド」4ページ連載中です。今月は「暮れゆく秋」
◎ムック
・デジタルキャパ編集ミノルタA1ムックが発売中。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.