今日は朝から曇り空、時折小雨が降っていた。少々ひんやりしているが風は少ない。この時期、こんな日には決まって雪虫が飛ぶ。雪虫と呼ばれる虫は様々あるが、この雪虫はアブラムシの仲間。体長3〜4ミリの小さな昆虫だ。
体にロウ物質をまといふわりふわりと宙を舞う姿は、風で飛ばされてきた一粒の粉雪のようだ。
アトリエの庭にも20匹くらいが舞っていた。一匹が飛ぶとそれにつられて次々に飛びはじめるが、5分もすると一斉に姿が見えなくなる。その繰り返しだ。ほとんど同じ空間を飛んでいて、遠くに移動しようとするわけでもない。こうして飛ぶ目的はいったい何なのだろう。
(高嶋)
◎第5回にほんかい自然写真学校
今年は平成15年11月15日(土)〜11月17日(月)で開催されます。詳しくはこちらをご覧下さい。
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