TOJ信州飯田ステージ副賞に尾林焼のトロフィーなど 飯田をアピール

  • 2025年5月9日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)綿半信州飯田ステージ」に関わる受賞選手への副賞やオリジナルグッズが5月8日、飯田市役所でお披露目された。(飯田経済新聞)

 水野明子さんと副賞の陶器製のトロフィー

 TOJを飯田に誘致してから20年目(18回開催)を迎えた今年。毎年、ステージの優勝者へ地元の芸術家が制作した陶器製のトロフィーを贈呈している。今年は尾林焼を継承する飯田市龍江在住の水野明子さんがトロフィーを作陶した。形状は通常のトロフィーに寄せた形で、カップの部分は白をベースに赤い模様が浮かび上がる。水野さんは「最もシンプルな形に落ち着いた。受け取った人が掲げた時に見栄えがするようなものにした。地元産品を副賞にするのが飯田ステージの特徴。尾林焼を使ってもらえるのは光栄」と話す。

 その他、全ての受賞者に地元のひさかた和紙の賞状と水引王冠と地酒を贈る予定。全国シェア7割を占める飯田の伝統工芸品「水引」や開催地の下久堅地区に伝わるオリジナルデザインの「ひさかた和紙」などで地元飯田をアピールするという。TOJ組織委員会会長で飯田商工会議所会頭の原勉さんは「副賞に飯田の産品を使うことで、広く飯田をアピールしたい。長年続けているが、他ステージに先駆けた取り組み」と話す。

 TOJ信州飯田ステージのアンバサダーを務める福島晋一さんは「今年も飯田市出身の山田拓海選手も出場する。昨年は11位と上位の一角に食い込んだ。今年も期待したい」と話す。「飯田でトレーニングを積んで世界で活躍した新城幸也選手も8年ぶりに出場する。コースも熟知しているので期待したい」と注目選手を挙げる。

 TOJ信州飯田ステージは今月22日10時、下久堅小学校前をスタートし、アップダウンの激しい周回コースを10周122.6キロで争う。

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