ダンゴムシの脱皮の撮影がなんとかかうまくいった。体の後ろから脱ぐのか後ろから脱ぐのか確かめようと、高嶋君が粘った結果がでた。1〜2は一昨日の深夜の撮影。3は昨日の朝、4は今朝の撮影である。
ダンゴムシはまずからだの後ろ半分の皮を脱いだ。1・皮の下から現れたのは真っ黒な皮膚だ。これは脱皮の時に出る液でぬれているあらである。2・やがて脱いだ部分は虹のような光沢のある灰色になった。3・脱皮殻を食べる。4・次の日に前の部分を脱ぎ、その後脱皮殻を再び食べているところ。
ダンゴムシが体の前から皮を脱ぐのか後ろから脱ぐのかは本によって異なっている。今回観察しながら何個体かを見たが、全て後ろからと言うのが正しそうだ。後ろ半分を脱皮してから、さらに1日かかるのと、脱皮したら脱皮殻を食べてしまうのでちゃんと観察しないとわからないのである。ぼくが関わった本も含め、定評ある児童書にも間違った記述のものがある。早速訂正しなければいけない。
◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸の自然や昆虫の写真集(小諸日記のクラカメ版)で、自信作です。ハードカバー208頁A4の大型本で、見かけも立派です。クラカメ図鑑としても使えます(こちらはデジカメで撮影)。写真はデータ付きです。本屋さんでは入手が難しそうなのでホームページで直販することにしました。
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