イボタガの幼虫
2003年06月08日
冬にウラゴマダラシジミの卵を探していて、偶然、イボタガの卵の殻と思われるものを見つけた。イボタガは早春に発生する大型のガである。
そろそろ幼虫が出ているタイミングと、今日は同じ場所を探してみた。結果、念願かなって一匹見つけることができた。7本の突起を持つ実に奇怪な幼虫である。触ってみると、大きく体を揺らし、気味悪さを強調するかのようだった。
◎平凡社よりカラー文庫で「昆虫の擬態」が発行されます。内容は写真集とほぼ同じ。定価はお求めやすい1300円程度の予定。「人間講座」の7回目と8回目は擬態の話ですから、参考になると思います。