イタドリの蜜腺にアシナガアリが群れていた。蜜腺は葉のつけ根付近の幹を取り巻くようにあり、高さ40センチくらいの幹で4カ所ほどある。それぞれにアリが7〜8匹ずつ張りついていた。イタドリはこうしてアリを呼び、葉を食べる虫の侵入を防ごうとしていると考えられる。
試しに近くにいたイタドリハムシを歩かせてみた。するとアシナガアリはハムシの存在に気づくと猛攻撃をしかけ、ハムシは大慌てで逃げていった。予想以上の効果だ。
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