かぶと虫サミットに行ってきた。第7回になるそうで、自治体などでやっているカブトムシドームを通じて地域の交流や、飼育方法などを話し合う会であるという。今年は全国から14団体が参加、下市町の子供たちも参加してのイベントである。福島県常盤町はカブトムシの町として知られているが、そこで自然発生的に生まれた会という。
カブトムシは子供に身近なので教材として取り上げたいと研究している学芸大の大学院生なども参加していて、意義ある会のようだ。
今は外国産のカブトムシが入ってきている時代だが、こちらは純国産のカブトムシの会である。子供たちにみせるという観点だから、大量飼育技術も進んでいるだろう。外国産のカブトムシは野外個体が多いから、日本の生態系云々の前に、現地の自然保全問題がある。こういった技術を持った団体が外国産のカブトの飼育も手がけて、輸入した分だけ元の森へ戻すなんてことが行われたらよいのになと思う。
写真は幼虫の重量コンテスト優勝は40グラムオーバーであった。昨年野外のカブトムシの幼虫の重量を量ったが30グラムほどであったから、ずいぶん重い。
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