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海野和男のデジタル昆虫記

今日のクラシックカメラ(ミノルタXE+輸出専用マクロ

今日のクラシックカメラ(ミノルタXE+輸出専用マクロ
2002年10月23日

1976年に発売されたミノルタXEはライカR3の元となった大変に良くできたカメラである。実はR3はXEとほとんど変わらないカメラだ。R3のシャッターや電子部品は基本的にXEと同じでなのである。天下のライカが取り入れるほど、当時の日本のカメラと電子技術は世界をリードしていたのである。そしてXEのシャッターの感触の良さは今でも語りぐさになるほどである。
 ついているレンズはビビター55mm2.8マクロ。70年代からは80年代の輸出専用の日本製マクロレンズである。ダブルヘリコイドで等倍まで撮影可能な自動絞りのレンズである。ビビターはアメリカのレンズ、用品などカメラ用品の総合発売元で、ビビター製の商品はそのほとんどが海外に発注して作らせたものであった。50mm2.8マクロは絞り込むと実にシャープなレンズである。当時は無限遠から等倍まで自動絞りで使えるマクロレンズは日本では発売されていなかった。

◎「海野和男とクラシックカメラ」新刊です。ライカ、ローライなど有名カメラから、日本製の一眼レフや、ロシア製のカメラまで多数収録。A4大型本、144機種のカメラで撮影した写真が400枚以上、全てデータ付きで印刷されています。詳しくはhttp://www.jinruibunka.co.jp/new_publish/new01.html#clacameをご覧下さい。

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