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海野和男のデジタル昆虫記

カラマツの黄葉

カラマツの黄葉
2002年10月13日

今日も夕方に湯の丸高原へ行ってみた。カラマツの黄葉が見事だ。この辺りにあるカラマツは植林でないものも多い。そういったカラマツは姿形もなかなか良く、カラマツ嫌いのぼくもなかなか良いなと思うのである。
 何でカラマツが嫌いかというと、せっかくのナラの林がいったいどれだけカラマツ林に取って代わられたかをイヤと言うほど見てきたからだ。カラマツは成長が早く、木がまっすぐ伸びるので植林には良いのだが、ナラの林は虫も鳥も獣も多いが、カラマツ林の生態系は極めて貧相なのである。それにカラマツは建材としても上質ではない。昔はチップにしかならないと言われた。実はアトリエのベランダ、12年ほど前のバブルの頃に建てたので、建材が十分になかった。それで外壁とベランダをカラマツの間伐材を使うという。東京の設計者は地元材だと喜んだが、ぼくは不安であった。あにはからんや、数年でおかしくなりはじめ、雨が当たるベランダはとうとう歩くのも危険な程になってしまったのである。

◎ 海野和男写真展「デジカメで撮る自然写真2001.9〜2002-8」
東京展は10月15日まで(14日は休みですので注意してください)15日最終日は4時まで。海野は15日午後は会場に行く予定です。
ミノルタフォトスペース新宿(連絡先03-5269-2458)




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