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海野和男のデジタル昆虫記

今日のデジカメ教室

今日のデジカメ教室
2002年10月05日

今日は、写真展会場でデジカメ教室を行い、今、小諸に帰着した。小型CCDのメリットをいかした撮影法などを写真展に展示した写真のオリジナルをパソコンから投影し、実際の絞りやシャッタースピードのデータを公開した。40人ほどが集まってくれて、やりがいのあった写真教室である。海野はデジカメを手にしたことでずいぶんと楽しく写真撮影を行うことができるようになったので、その楽しみを味わっていただきたいとの願いで教室をやったわけである。
 写真展は大変好評であるが、デジカメ写真展でこれほど良いものを見たことがないというのがおおかたの感想であるようだ、
 それは実はカメラマンにも問題がある。デジカメ写真展と言った場合、たいていは著名カメラマン数人に頼んで僅か数日の撮影で写真展を行うからである。そういった写真展には海野も何度も出品をしたが、どうしても自分の主張を出すには時間的にも制約があるので、その時に撮れる最も見場の良いものを撮影すると言うことになる。まあそれはそれでデジカメの画質の良さをアピールする手段としては良いとは思うのだが、見る人から見れば物足りないのは当然だ。
 ぼくの場合は作品や自然の記録はデジカメで、フイルムでないとダメという仕事のみにフイルムカメラを使う。つまりデジカメが表現手段なのだから、当然力が入るわけである。実際にはフイルムとデジタルを区別しているわけではないのだが。ぼくにとっての発表手段が小諸日記であることを考えれば、当然デジカメ優先と言うことになる。そんなわけで今回は2001年9月から2002年8月までを時間を追って50点展示した。プリントはいわゆるデジタルプリントで、写真の印画紙にラボでプリントした。だからできあがった写真は、インクジエットでプリントしたものとはちょっと印象が異なる。
 写真展は15日まで新宿のミノルタフォトスペースで。そのご大阪でも展示される。日曜は休みだ。

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