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海野和男のデジタル昆虫記

銀杏

銀杏
2002年10月02日

海野は今日も東京で写真展会場に向かう。
 事務所をでてお濠端に向かうと、なにやら懐かしい匂いがする。銀杏が落ちている匂いだ。昨日の台風で銀杏が辺り一面に落ちている。そうか、もう銀杏の季節になったのかと思った。東京にいれば、銀杏の匂いは季節を感じる重要な指標になる。小諸では銀杏の木がそもそも少ないから、何だか久し振りに匂いを嗅いだ気がした。
 イチョウは雌雄異株であるからメス株にしか実はならない。台風の後にイチョウの木の下で競って銀杏拾いをした子供時代を思い出した。しかし都会では誰も拾う人がなく、人が気が付く前に、すでに区役所の清掃が始まっていた。もったいないことだと思った。とは言っても土のない都会では拾った銀杏を埋めておく場所もないところでイチョウの仲間は古生代末期からの植物で、大変古いものである。
 写真展会場のあるビルは窓がほとんどい。だから中にいると本当に自然と隔離されてしまっていて、これが一寸つらい。外の様子を見るには1Fにおりてみるしかない。

◎ 海野和男写真展「デジカメで撮る自然写真2001.9〜2002-8」
東京展開催中! 10月15日まで(日曜祝日休み)
ミノルタフォトスペース新宿(連絡先03-5269-2458)10時〜18時尾
10/5は午後3時より写真展会場にてデジカメ教室。入場無料、当日参加OKです。ご参加をお待ちしております。
新発売クラシックカメラ本も販売中

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