ジガバチは砂地に穴を掘り、そこに麻酔した青虫を入れて幼虫のエサにするカリウドバチである。獲物を狩る前に穴を掘る。青虫を引っ張っているのは時々見かけるが、穴掘りを見るのは結構難しい。
よい砂地があったのでハチがいないかと見ると、足下に掘りかけの穴があった。8はぼくに驚いて逃げたようだが、すぐに戻ってきた。
驚いたことに2匹の小さな寄生ハエがつきまとっている(写真円内)ハエはずっとジガバチを追い続けているのであろう。
青虫を入れると、卵でなくウジを生む。だからハチの卵がかえる前にハチの卵を食べ、それから青虫も食べてしまう。
◎海野和男とクラシックカメラは人類文化社から7月発売予定でしたが、進行が遅れております。発売は8月末頃になると思います。カラー208ページという豪華本で、値段は3600円。デジカメで野外で撮影したカメラの写真が百数十台、そのカメラにフイルムを入れて撮影した写真が400枚以上、全てデータ付きでカラーで掲載。昆虫、植物などの自然写真です。その多くはアトリエのある小諸周辺での撮影です。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.