アメンボ
2002年06月02日
ホテルのレストランの前に小さな人工の池があった。こんなところにも昆虫たちはやってくるようだ。アメンボがたくさん泳いでいる。まだ翅のない子供もたくさんいる。写真のものは多分終齢である。
町中では、学校のプールも水に住む昆虫にとっては貴重である。水棲昆虫の多くは5月から6月頃が幼虫の期間だ。この時期に、プールの水があるかどうかが盛衰を決める。夏に幼虫期を過ごす昆虫の場合はプールに産んだら幼虫は育たないことになる。水棲昆虫の生死は人の活動に大きく左右されているのだ。
熊本県立美術館での写真展は今日で終了です。