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海野和男のデジタル昆虫記

アカタテハの幼虫

アカタテハの幼虫
2002年06月01日

熊本城のまわりにアカタテハの食草が無数にあった。見るとたくさんの幼虫の巣がある。葉をつづっていて、葉の裏が白いのでよく目立つ。こんなに目立つなら巣など作らない方がよいと思うのだがどうだろうか。
 以前6月末に羽化してまもないと思うアカタテハの写真を北海道の礼文島で撮った。そのアカタテハは、多分6月はじめには、この写真の幼虫ぐらいに育っていたはずである。礼文島の気候からして、そのアカタテハはそこで育ったものではなく、どこかから飛んできたものに違いない。
 ヨーロッパでは地中海沿岸で育ったヨーロッパアカタテハが、北へ移動することがわかっている。日本のアカタテハも結構長距離移動するのではと思った。移動と言えばアサギマダラだが、今日熊本城で一直線にどこかを目指しているような飛び方のアサギマダラを1匹見た。

熊本県立美術館でやっている写真展は明日がラスト。講演は1時から3時まで。

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