万葉集にも詠まれた春の七草。1月7日はこの七草を粥に入れて食べる七草粥の日である。といっても旧暦1月7日であるから、本当は今日ではなく今年は2月18日である。
春の七草はセリ、ナズナ、ハハコグサ(ごぎょう)、ハコベ(はこべら)、タビラコ(ほとけのざ)、カブ(すずな) 、ダイコン(すずしろ)で、いずれも早春に芽を出す植物だ。今日はアトリエの近くで七草を探したが、セリ、ナズナのロゼット、畑のダイコン、ハコベの4種しか見つからなかった。旧暦の1月7日なら、暖かな地方では七草を見つけるのにはさほど苦労はないかもしれない。でも小諸ではその頃はまだ真冬。七草が出そろうのは3月も中旬頃であろうか。
◎「海野和男の里山デジカメ日記」(小諸日記2000年4月〜2001年4月) 2002年2月出版予定(世界文化社発行)
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