ライカM4-2はライカの中で最も人気がない機種らしい。ライカがカナダで作られるようになって、品質が悪いというのが理由らしい。それで1978年から1980年にかけて17100台だけ製造されたという。けれど人気のM4からセルフタイマーをとっただけで基本的にはM4であり、今のM6の直系の先祖とも言える。ファインダーは35、50、90、135の切り替え式で使いやすい。
ビゾフレックスはレンジファインダーのライカを一眼レフにするレフボックスだ。このビゾフレックスは3型で、迅速にミラーが昇降するので一眼レフと使い勝手がそれほど違わない。プリズムファインダーは2型のものをつけてある。3型用のファインダーは視度調節ができないが、2型用はできるからだ。装着してあるレンズはマクロ撮影に定評あるエルマー65mmにヘリコイドユニット。この組み合わせで無限大からおよそ1/2.5倍まで撮影できる。今日はこのセットでも撮影した。
◎クラシックカメラで自然を撮る2002年初夏出版予定です。どうかよろしくお願いいたします。
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