セミの抜け殻
2001年12月23日
海野は熱海に来ている。高嶋君は山形に行っているが、向こうは雪だ。日本海側と太平洋側では冬は天気が全く反対だ。小諸の冬の天気は晴れが多く、太平洋側と大差ない。
ツバキの花に何かいないかと探していると、セミの抜け殻がいくつも見つかった。アブラゼミであろうか。たった今しがたセミが飛び立ったばかりのように綺麗だが、当然今年の夏に羽化したときのものだ。落葉樹だと葉が柔らかいので、風に吹かれたりして抜け殻はすぐに落ちてしまう。
◎「小諸日記」 2000年版2002年2月、世界文化社より発売