クズの豆
2001年12月13日
クズの根からは昔はくず粉をとったが、このマメは利用しなかったのだろうか。さやの中の豆の大きさは長径4mm程度。ちょうどカブトムシの卵ぐらいの大きさだ。重さを量ってみるとわずか0.0129gしかない。これでは食べるだけの量を集めるのは大変だ。よほど美味しくなければ集める気にならないかもしれない。でも米の重さも1粒0.0225gだった。米は脱穀が簡単で、収量が多いなどの作物としての条件が整っていたのだろう。
◎「海野和男の里山デジカメ日記」(小諸日記2000年4月〜2001年4月) 2002年2月出版予定(世界文化社発行)