明日は岩合さんとのトークショーなので東京に来ている。そこでアメリカから届いたばかりのエクザクタRTL1000を紹介しよう。このカメラ、実はついこの間まで知らなかった。一般のエクザクタは左利き用のカメラといわれるように、巻き上げもシャッターも普通のカメラとは逆で、左にある。ぼくは完全右利きなので使いずらくて仕方がない。エクザクタマウントで巻き上げが右にあるカメラがないかなと思っていたところ、1970年頃製造のRTL1000をオークションで見付け、1万円ほどで購入した。見た感じはペンタコンの一眼レフ、プラクチカ VLCにそっくりで、恐らくはマウントとデザインがちょっと違うだけだ。プラクチカのエクザクタマウント版と考えた方がよい。
実はこのカメラ、左側にもシャッターボタンが有り、従来のエクザクタマウントのレンズもそのままセミオートで使用可能である(小さなピンのようなアダプターが必要なようだが)とか、ファインダーも交換可能であるなど、たいへん優れた機構を持つ使いやすいカメラであるようだ。(写真の旧タイプのレンズはウエストロゴン24mm、昨年日本のヤフーオークションで購入した物だ)
◎クラシックカメラで自然を撮る2002年春出版予定
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