チュウレンジバチの幼虫
2001年09月15日
ノイバラの葉がだいぶ落ちてきたなあ、と見ていたのだが、気がつくと枝のいたるところにハバチの幼虫がかたまっていて、葉をばりばり食べていた。葉が少なくなったのは落葉のためばかりではなかったのだ。
これはチュウレンジバチの幼虫。ハバチの幼虫は小さいうちは多くこのように集団で生活している。脅かすといっせいにお尻を高く上げて、ただでさえ不気味な姿をさらに演出する。この幼虫を食べようとした鳥などがその姿に食欲を失ってしまう、そんな効果を期待しての行動らしい。
「虫たちの惑星」
自費出版の写真集です。昨年作成の自信作です。