ヒメアカタテハ
2000年02月22日
日中車を走らせていると路上にガのようなものがバタバタしているのが見えた。車をとめて近づいてみると何とそれはヒメアカタテハだった。
ヒメアカタテハは普通、成虫では越冬しない。これはおそらく晩秋に蛹になったものが最近になって羽化したものだ。寒さのため羽化が不完全だったのだろう。妙に頭が大きく翅ののび方も悪い。それにしても妙なタイミングで出てきたものだ。冷たい風にさらされて動きが鈍い。このままでは死んでしまいそうなのでアトリエに確保することにした。
このあたりでこの時期にヒメアカタテハの成虫が外にでたことは、おそらくこれまで記録にないだろう。