
鮮やかな水色が目を引くネモフィラ。春に咲き、SNSで話題に上がるほど、じゅうたんのように野原一面を覆う、圧巻の美しさと迫力を兼ね備えたお花です。工作では、小さい花びらは型を使うので作りやすく初心者さんにもおすすめです。たくさん咲かせましょう♪
必要な材料(花1本分)と用具
〈使用する紙〉
・花…ラシャ(空)3.5㎝×3.5㎝
・花心…タント(白N-7)1.5㎝×5㎜
・葉、がく…タント(緑系D-63)5㎝×12㎝
〈その他の材料〉
・#26地巻きワイヤー(緑)36㎝1本
・フラワーテープ(緑)
【用具】
・基本の道具(はさみ、クリアファイル、油性ペン、トレーサー(ツイン)、定規、ピンセット、目打ち、木工用ボンド・爪楊枝
・カッターマット、カッター、マット、かぎ針、水性ペン(黒)、色鉛筆(白)
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作り方
01 花を型通りに切ります。色鉛筆(白)で花の中心を丸く塗ります。白く塗った面を花の表面にします。

02 ピンセットの先で花びらに筋をつけます。(後述:「花びらや葉に筋をつけてこすり、立体感を出す方法」参照)

03 筋をつけたところ。

04 花の中心をかぎ針の先で押してくぼませます。

05 花が立体的になります。

06 がくを型通りに切り、全体をかぎ針の先で押してくぼませます。中心に目打ちで穴をあけます。くぼませた面が表面になります。

07 ワイヤーの土台をつくり、土台の下にボンドをつけます。(後述:「ワイヤーで土台をつくる方法」を参照)

08 がくにワイヤーの土台を差し込んで接着します。

09 がくにボンドをつけて、花を接着します。

10 花心の紙を下図の通りに切ります。目安線まで切り込みを入れます。

11 ピンセットでくるっと丸めます。

12 巻き終わりはボンドで接着します。

13 葉を型通りに4枚切ります。かぎ針の先で全体をこすって、立体感を出します。

14 こすった面が葉の表面になります。

15 葉の表面の根元にボンドをつけます。花の下5㎝のところに添えて、フラワーテープで巻いてつけます。

16 続けて、残りの3枚の葉も写真のようにつけます。

17 花心の切り込みを入れたほうの先端にボンドをつけて、花の中心に接着します。

18 ボンドが乾いたら、約7㎜ほど残して切り落とします。

19 水性ペン(黒)で花心の先端をほんの少し塗ります。

20 ピンセットで形を整えます。

21 できあがり!
必要なテクニック
*花びらや葉に筋をつけてこすり、立体感を出す方法
ピンセットで花びらの筋をつけ、かぎ針でこすって立体感を出します。
01 型通りに、花びらの紙を切ります。

02 ピンセットの先端を閉じて、表面のみ、軽くひっかくようにして花びらの筋を入れます。

03 ②をマットの上にのせて、花びらの筋にそってかぎ針の先でこすります。
*ワイヤーで土台をつくる方法
ワイヤーの先を丸めて、花や葉をつける土台をつくります。

01 ワイヤーの先をピンセットでつまみます。

02 くるっと丸めます。

03 丸めた部分を90度に曲げます。

04 できあがり!
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