こんにちは。「家事コツ研究室」はらペコ研究員のFumiです。お好み焼きソースは開封後早めに使い切りたいのですが、次にお好み焼きを作るまでは日が経つことが多いですよね。そのままソースとして料理にかけるのはもちろんアリ。でも実は、ハンバーグなど洋食から鍋料理まで、ちょっとアレンジすることで意外な料理の味付けに使えるのだとか!さっそく試してみました!
お好み焼きソースの各メーカーさんの公式サイト情報によると、開栓後のお好み焼きソースの日持ちは、冷蔵で1ヵ月~3カ月ほどが目安。風味を損なわないうちに、早めに使い切ることが推奨されています。
そのお好み焼きソース、そもそも何味なのでしょうか。
農林水産省によると、お好み焼きソースはウスターソースの一種。
ウスターソースの定義は「野菜・果実類(搾汁、煮出汁等)、砂糖類、食酢、食塩、香辛料を必須原材料として調製した茶色又は茶黒色の液体調味料」なのだとか。
さらに、ソースの大手メーカー、オタフクソースさんの公式サイトによると、お好み焼きソースは「まろやかな甘さでとろみのある」、「お好み焼きだけでなく揚げ物等、いろんな料理にかけて」食べられるソースなのだそうです。
メーカーや商品によって、甘みやスパイシーさが異なるので、そのあたりも考えながら使うとよさそうですね!
「お好み焼きソースはウスターソースの一種」なら、洋食にもしっかり使えそうですよね。
わが家に今あるのはオタフクソースだったので、オタフクソースさんのサイトにあるレシピを試してみました!
豆腐ハンバーグなどにそのままかけるほか、煮込みハンバーグの煮汁やミートソースの材料にするなど、いろいろなアレンジができるようなのです。
作り方はカンタン。ハンバーグだねを作り、丸めたらフライパンで焼きます。そこで煮汁を加えて数分煮込むだけ。煮汁の材料は3つで、お好み焼きソース、トマトケチャップ、水を同量ずつ。4人分なら各2分の1カップが目安です。
小学生の息子2名と私で実食!息子の感想は「うまっ」「いつものソースよりおいしい」。
私も、言わなければお好み焼きソースだとはきっとわからない、味も見た目も本格的なドミグラスソースみたいな仕上がりで、大満足でした!
まず合挽肉を炒め、タマネギ・ニンニクのみじん切り、きのこを加えてさらに炒め、トマト(水煮缶でもOK)を加えてさらに炒めます。
その後、薄力粉でとろみをつけ、お好み焼きソースを加えれば完成。加えるお好み焼きソース量は1人分につき60gです。
食べた息子は、「お店で出してもいい味!」「ソースのおかわりちょうだい」と絶賛。
私も、しっかり濃厚で甘みのある味わいと、「調味料はお好み焼きソースのみ」というシンプルさが気に入りました~。
なんと、鍋の味付けにもお好み焼きソースが活躍! オタフクソースさんのサイトで、茹で野菜に添える「ソースしゃぶだれ」として紹介されていたものを、豚しゃぶ鍋のタレとして使ってみました。
作り方はお好み焼きソース50gに白すりごまをたっぷり大さじ3加えて、混ぜるだけ。
「鍋にお好み焼きソース?!ゲゲゲ…」となるかと思いきや、「おいしい!」と子どもに大好評。
私も、お好み焼きソースが豚肉と相性バツグンなのを実感しました。コクとうまみが濃厚なので、具に少しのせるだけで十分。ちょっと洋風の味になるのと、白すりごまの香ばしさも効いているのがいい感じ♪
加熱しなくてもそのままかけることができるソースだから、夕食メニューなら炒め物や揚げ物にかけたり、朝食ならキャベツたっぷりの巣ごもりトーストやオムレツ、目玉焼きなどの卵料理にかけたりするのもいいですね。
慣れてきたら、ケチャップやマヨネーズと混ぜて酸味をプラスするなど、アレンジの幅がどんどん広がりそうです。
今回、ハンバーグソースとパスタソース、鍋のタレに使ったら、余っていたお好み焼きソースがあっという間に使い切れました。子どもにも期待以上に好評だったので、「またお好み焼きを作って、ソースを余らせたい」と思ったほど。
お好み焼きソースの洋食&鍋料理へのアレンジ術、おすすめです!
写真・文/北浦芙三子 ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。