サイト内
ウェブ

このコンテンツは、地球・人間環境フォーラム発行の「グローバルネット」と提携して情報をお送りしています。

第6回 環境で夢を語ろう!〜学び、行動する若者たちと

  • 2004年7月15日

福島 宏希さん(ふくしま・ひろき)
早稲田大学理工学部4年生。早稲田大学学生環境NPO「環境ロドリゲス」の前々代表を務めるほか、「こんびっつ」(コンビニの環境改善を考える学生の会)を主宰。また、エコ・リーグ(全国環境青年連盟、1994に設立された、若者の環境団体のネットワークづくりを進めるNGO)のメンバーとして、今年6月に開催された世代間環境フォーラムの実行委員長を務める。「ロドリゲスでは『ほっかる』というリサイクル可能なお弁当箱を導入するように早稲田生協に働きかけを行いました。月に1回生協主催のミーティングで環境のプロジェクトを話し合ってますね。毎年夏には早稲田商店街主催のお祭り(地球感謝祭)で環境部門の中心を担っています。つい最近、6月に開催したエコ・リーグの世代間環境フォーラムを分かりやすく解説した本を発行しました。」

小倉 功さん(おぐら・いさお)
千葉商科大学政策情報学部4年生。大学が今年3月、認証取得を受けた際、「ISO14001学生会議」のメンバーとして学生の環境意識を高めるための活動を展開。大学でメディアを研究していることもあり、学生会議ではHP作成、メーリングリストの管理なども行ってきた。「教職員が200人前後、それに対して学生が7,000人弱。学生が関わらないとキャンパスでISOを取得する意味がないんです。ISO取得に向けて、学内の灰皿を植木鉢にする活動もしました。学生の意識が非常に低く、歩き煙草が多かったんです。今は吸殻のポイ捨てが問題になっており、今後の課題です。さらに新しい活動として、大学の地元商店街と連携し、環境からアプローチする商店街活性化を推し進めていきたいと考えています。」

鍋島 伊都子さん(なべしま・いつこ)
上智大学文学部4年生。上智環境活動ネットワーク(S.E.A.N.)元代表。2003年、合併により環境サークルアングルスANGLEsを組織(前副代表)。一風変わった環境問題の広報活動の充実、学内環境改善を目的とした『上智環境Times』の創刊、「上智環境食い倒れツアー」などを実施。11月にはドイツ在住の環境ジャーナリスト・今泉みね子さんを講師に招き、「環境特ゼミ!!」を上智大学で開催した。「ANGLEsは二つあった環境サークルが一つになってできたんです。『環境特ゼミ!!』は始めサークルの内輪企画だったんですが、大学共催、企業協賛をもらって大きな会になりました。大学側が応援してくれると学生もやる気になる。組織を充実させることの必要性を感じましたね。」

藤谷 岳さん(ふじや・たけし)
一橋大学社会学部4年生。損保ジャパン環境財団が支援するE-CO青年隊隊長。「企業の環境活動はイメージ戦略、広報ではないか」という問題意識から2002年度より企業と学生とが「本音」で語り合う場としての「エコ・ミーティング」を開催。2003年8月には、それをさらにパワーアップさせ、企業の環境活動や環境報告書に対して学生が自分たちなりの具体的な提言をする「環境提言大会」を開催した。12月には大阪でも実施予定。「環境提言大会に向けて集まった100名近い学生たちは、企業を訪問したりしながら夏休みをフルに使って議論を重ね、本番ではその企業の環境関係の部署の方に対し、直接、堂々と、学生ならではの視点での提言を行いました。学生・企業の双方に良い刺激を与えられたと思っています。」

島 さとみ(しま・さとみ)
京都大学大学院地球環境学舎環境マネジメント専攻1年生。大学院の必修カリキュラムであるインターンシップで、9月から(財)地球・人間環境フォーラムで「環境とメディア」をテーマに研修。主に『グローバルネット』の編集を行っている。

戻る

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。