【目次】
①:ゲスト紹介
②:「どういう時代を私たちはつくっていけるのか」を考える
③:深い学びが生まれる時間
④:日本の教育を変えていく2つの大事な方向性
では、どうやるか。3つのステップがあります。「出会わせる」「気付かせる」「問題意識を持たせる」ということなんですね。八名川小学校には2010年に着任しましたが、途中、学力が下がっちゃったりもしたのね。でも良いの、気にしないの。何故なら学力なんてものは後からついてくるんだからね。7年目には、算数の学習状況の数値が18.22%も向上したんです。活用能力があがっちゃうなんてね、すごいんだよ。やる気がでてきて、問題解決に取り組んでいると、いろんな力が伸びてくるんですね。
SDGsの17ゴールって、項目がたくさんありすぎるでしょ。でもひとつひとつのなかには何年生のどの単元っていうのがちゃんと入っているんだよ。つまり、日本の学習指導要綱の中に大事なものがみんな入って、それをうまく組み合わていけば良いってこと。SDGsだから何か特別なことをやるんじゃない、決まりきったことを上手くカリキュラム・マネジメントしていくことが大事なんです。
カリキュラム・マネジメントされた教科横断的な学びに変えること。そして、主体的・対話的な深い学びの場をつくること。これが日本の学校、あるいは市民の教育を変えていく方向性なんですね。ということで、「SDGsは日本の学びをどう変えて行くのか」 vol.1は以上でした!
次回、vol.2は手島先生の特別授業「SDGsワークショップ」をレポートしていきますのでご期待ください。