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住友商事など、「酒田バイオマス発電所」の商業運転を開始

  • 2018年8月30日
  • エネクトニュース
山形県酒田市のバイオマス発電所完工し商業運転開始
住友商事株式会社は8月28日、サミットエナジー株式会社(住友商事の100パーセント子会社)を通じ、山形県酒田市でサミット酒田パワー株式会社が建設を進めてきた「酒田バイオマス発電所」の商業運転を、この8月23日に開始したと発表した。

同発電所は、酒田北港に位置する酒田臨海工業団地にて、サミットエナジーが2012年12月に設立したサミット酒田パワーが事業主体となって建設・運営するものとなる。

この発電容量は5万kWで、山形県では最大で、東北地方でも最大級のバイオマス発電所となる。また発電した電気は、サミットエナジーを通じて電力需要家向けに販売されることとなる。

バイオマス発電は、木質チップ(未利用材、間伐材、一般材)、木質ペレット、パーム椰子の殻(PKS)等を燃料として用いることから、カーボンニュートラルな再生可能エネルギーとなり、また天候に左右されず、24時間フル稼働を前提とする「ベースロード電源」に位置付けられ、安定して電気を供給できる。

住友商事が調達窓口に
同所の燃料には、国産木質チップと輸入木質ペレット等を使用するが、国産木質チップには山形県産を中心とした未利用材や林地残材等を活用し、バイオマス燃料の約4割を賄うこととしている。また、輸入木質ペレット等は国外から幅広く調達するが、いずれも住友商事の生活資材・不動産本部が調達窓口となる。

なおサミットエナジーは、事業会社を通じ酒田バイオマス発電所のほか、稼働中の糸魚川バイオマス発電所(5万kW)および半田バイオマス発電所(7.5万kW)を含め、計3カ所の大型バイオマス発電所を保有・運営する国内最大級のバイオマス発電事業者となる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

住友商事株式会社 プレスリリース
https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/release/

 

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