4人に1人は花粉症という時代。花粉症の方は、「毎年花粉が多く飛散する時期になってから対策をする」という方が多いと思います。
花粉症はアレルギー症状のひとつで、免疫力の低下やストレスなども関係していると言われています。
実はこの“免疫力”と“ストレス”は美肌作りにも欠かせない要素。それなら、日々美肌作りをすることで、毎年の花粉症対策につながるポイントがあると考えられますよね。
そこで今回は、美肌作りと花粉症対策の関係について、共通点やヒントはないか検証してみます。
①免疫力をつける
同じ環境・状態にいても、風邪ウィルスに感染する人としない人がいます。花粉症も同様で、免疫力が低いと症状を悪化させることにつながります。
そして全体的にバランスが取れ、日頃から抵抗力が強く免疫力のある人の方が、肌トラブルも少ないですね。
日頃からバランスのよい食事を摂り適度な運動を取り入れ、しっかり睡眠を取ることによって免疫力がアップします。
②過保護にしない
必要以上の保護はプラスになることはありません。
細菌からの守りすぎで免疫機能が低下すると、人間本来の免疫力が鍛えられる機会が奪われます。そうすると外敵への過剰反応につながりやすく、花粉症の発症や悪化の原因にもなります。
お肌にとってもスキンケアを必要以上にすると、本来持っている力が生かされません。肌本来の力を最大限に生かすことは、美肌を保つ上で大きなポイントです。
人間には自然治癒力という素晴らしい機能が備わっています。その力を最大限に生かすためには、日頃から過保護にしないことが重要です。
③体を冷やさない
花粉症の人は冷え性の人が多いというデータがあります。
体を冷やすと免疫力が低下し、体温が1度上がると免疫力は5倍上がるといわれています。
体が冷えると血流が悪くなり新陳代謝が下がり、お肌にもよくありません。日頃から体を冷やさないように心がけましょう。
例えば朝起きた時に、体温より少し高い温度の白湯を飲むことを習慣にするのがおススメ。冷えにくい体質作りにつながっていきます。
④ストレスを溜めない
疲れやストレスが溜まると腸の働きが悪くなり免疫力が低下し、花粉症を悪化させます。
そして、お肌にとっては肌荒れやターンオーバーの乱れの原因に。日頃からストレスを溜めないように上手に発散させることが大事です。
花粉症と美肌作りの対策、共通していることはたくさんありますが、中でもストレスを溜めていることからくる影響は、とても大きいように思います。
日々の生活の中でストレスを感じていて、お肌の調子が良くないという方は多いのではないでしょうか。
また、一時的で自覚しやすいストレスは解消しやすいですが、無意識に感じている慢性的なストレスは解消が難しいので注意が必要です。
何で疲れているのか、何がストレスになっているのか、根本をしっかりと検証してみることが大事です。
そうすることで自分に合ったストレス解消法が、きっとみつかります。