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「CREDAS」 Q&A解説

読み:
くれだす
英名:
Construction Recycle Data integration System
  • Q: CREDASは何に使うの?
    CREDASは建設リサイクルのためのシステムと聞いたが、何に使うものなのだろうか?

    A: CREDAS(Construction Recycle Data integration System、クレダス)は、建設リサイクル法などで定められた届出書類などをパソコン上で入力、作成するために国土交通省が開発した「建設リサイクルデータ統合システム」の略称だ。建設リサイクル法では、対象建設工事の発注者などに、解体する建築物の構造などを工事着手日の7日前までに都道府県知事に届け出ることを義務づけているが、届出書類の作成には手間や時間がかかる。CREDASを使うと、建設リサイクル関連法令の様式に対応した帳票の出力や保存、データ変換などをパソコンで行うことが可能である。具体的には、再生資源利用(促進)計画書(実施書)や再生資源利用(促進)計画書(実施書)、建設副産物実態調査や搬出先調査票、建設リサイクル法に基づく届出様式などを作成することができる。CREDASは同省のホームページで無償提供されており、概要やダウンロード及びインストール、操作方法などもそこで紹介されている。同じようなシステムに、建設副産物情報センターが提供している「建設副産物情報交換システム」、通称COBRIS(コブリス)がある。

  • Q: CREDASのデータの活用法は?
    CREDASでまとめられたデータは、国の施策などに活用されるのだろうか?

    A: 「建設リサイクルデータ統合システム」(CREDAS:Construction Recycle Data integration System、クレダス)は、建設リサイクル法などで建設業者に作成及び提出が義務づけられている書類などを入力、作成するために国土交通省が開発したシステムだ。同様のシステムにCOBRIS(コブリス)がある。CREDASやCOBRISは、事業者の入力支援に資するだけでなく、そのデータは国が行う建設副産物実態調査に使用され、リサイクル状況の把握にも活用されている。同調査は5年ごとに実施されており、その調査結果は国や都道府県など地方自治体における計画策定や施策に役立てられる。具体的には、元請会社が、建設資材の利用や建設副産物の搬出先状況などについてCREDASで入力した電子データを各地域の工事監督員に提出することで、従来調査や統計にかかっていた手間が大幅に軽減されている。

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