真っ黒な月の周囲に、太陽がわずかにはみ出して見える日食のこと。正式には金環日食という。せまい地域でしか見ることができない珍しさと、太陽が金色に輝くリングのように見える美しさから、天文現象の中でも人気が高い。2012年には、5月21日の金環食、6月6日の金星太陽面通過、8月14日の金星食という金星にかかわる3つの天文現象が起こるため、「トリプル金」の年として話題を呼んでいる。金環食を見るときには、専用の日食グラスなどを利用しないと目を痛めるので注意が必要だ。
どうして金環食に対する関心が高まっているのだろうか。
金環食を見るときには専用の日食グラスなどを使わないと危ないそうだが、注意すべきことは?