A: 環境省が国民運動「チャレンジ25キャンペーン」の一環として進めている「朝チャレ!」では、生活を朝型にシフトする新たなライフスタイルを提案している。「朝チャレ!」に取り組むことで、家庭からのCO2排出量を削減できるという試算がある。たとえば、夜間における照明の使用を1日1時間減らすと、1世帯あたり年間で約470kg/CO2に及ぶCO2排出量のうち約85kg/CO2を削減する効果がある。同様にエアコン、テレビなどの使用時間を短縮することで、全国の約5288万世帯で合わせて約870万tに及ぶCO2排出を削減できる可能性があるという。
A: 生活や仕事を朝型にシフトすることを呼びかける「朝チャレ!」。家庭だけでなく、「朝チャレ!」に取り組む企業も増えつつある。福利厚生サービスの提供を行うベネフィット・ワンでは、「食べタイム」ホームページ内に「朝チャレ!特集ページ」を設けて、朝食の時間帯に割安で食事できる店舗の情報を紹介している。また、都心を走るランナー向けのシャワー施設「ランナーズステーション」では、朝に来店した客に対する割引企画を実施。一方、東急スポーツシステムが目黒区で運営するゴルフ練習場では、早朝から営業を行っている。