A: 家庭で使われる電気のトップスリーは、エアコン、冷蔵庫、照明といわれる。エアコンは設定温度を1度変えるだけで効果が大きい。冷蔵庫は省エネ型のものに買い替え、照明もLEDに変えれば、無理せずに省エネや節電ができる。見逃せないのが待機電力。家庭の全消費電力の5%を占めるといわれている。まとめて電源を切ることができるテーブルタップなどが便利だ。省エネ性能を消費者が簡単にチェックできるラベリング制度もある。自家用車も燃費のよいエコカーを選ぶとよい。
A: 2013年度の最終エネルギー消費は、1973年度に比べて企業・事業所他部門が1.1倍、家庭部門が2倍、運輸部門が1.8倍となっている。産業部門などが石油ショックを契機に省エネを進めたのに対して、家庭と運輸部門が増加していることがわかる。また、2013年度の最終エネルギー消費のうち、企業・事業所他部門は62.5%、家庭部門は14.4%、運輸部門は23.1%を占める。