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「ビルエネルギー管理システム(BEMS)」 Q&A解説

読み:
びるえねるぎーかんりしすてむ
英名:
Building and Energy Management System
  • Q: BEMS導入による効果は?
    BEMSを導入することにより、ビルの省エネにおいてどれほどの効果が見込まれるのだろうか。

    A: ビルエネルギー管理システム(BEMS)の導入効果に関連して、「BEMS導入支援事業」を実施している(独法)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、省エネ効果の試算を行っている。それによると、2005年から2008年にかけて補助を行った150件については、一次エネルギー消費量にして12.4%の省エネを達成した。また、BEMS導入後の二酸化炭素(CO2)排出量については、算出できた144事業者で10万8681t-co2/年、10.3%の削減率を達成した。NEDOによると、一次エネルギー消費量と延床面積との間には相関関係が見られる。また、使用形態の違いなどの要因も、一次エネルギー消費量に影響を与えている可能性があるという。

  • Q: BEMSとFEMSの違いは?
    BEMSのほかにFEMSというシステムもあるが、両者の違いを教えてほしい。

    A: ビルエネルギー管理システム(BEMS)は、オフィスや学校、公共施設などを対象として、照明や空調などビル全体におけるエネルギー消費を一括して制御するシステムだ。一方、工場エネルギー管理システム(FEMS)は基本的にはBEMSと同じだが、工場や生産設備などを対象とするエネルギー管理システムだ。これらのほかに、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)、小規模エネルギー管理システム(μ-EMS)、地域エネルギー管理システム(CEMS)などがある。

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