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「こども環境サミット」 Q&A解説

読み:
こどもかんきょうさみっと
英名:
Children's World Summit for the Environment
  • Q: どんなこども環境サミットがあるの?
    UNEPが行っているもののほかにも、子どものための環境サミットはあるのだろうか?

    A: 国連環境計画(UNEP)は、1992年の地球サミットの決議を受けて、国際的な子どもの環境会議「Tunza」(トゥンザ)を行っている。「こども環境サミット」という言葉は、UNEPの第6回会議として、2005年の愛知万博に合わせて同年7月に愛知県で開催された「こども環境サミット2005」で初めて使われた。一方、国やNPO、新聞社などが子どもの環境サミットを各地で開催しており、目的やテーマはさまざまだ。地域色が豊かなイベントが多く、2007年8月に秋田県のあきた白神センターで開催された「北東北子ども環境サミット 2007 イン あきた」には、青森・岩手・秋田の各県の子どもたちなどが参加。グループシンボル旗の作成や、世界遺産である白神山地に関する話し合い、自然楽器の演奏会、 パンや豆腐づくりなどの体験、チェーンソーアートの見学、ふり返り発表会などが行われた。また、水質保全などテーマを絞ったサミットもある。同月に大分県・筑後川で行われた「筑後川子ども環境サミット」では、日田市と筑後川流域の子どもたちが、川をきれいにするための取り組みを発表し、どうすれば川をきれいにできるかなどについて話し合った。

  • Q: 神戸での子ども環境サミットの内容は?
    2008年5月の「子ども環境サミット IN KOBE」では何が行われるのだろうか?

    A: 環境省やNPOなどの主催による「子ども環境サミット IN KOBE」が、2008年5月21日(水)から24日(土)の4日間、神戸市で開かれる。子どもたちを中心とした民間主導型のG8環境大臣会合関連事業として、同会合に合わせて行われるものだ。フランス、ドイツ、イギリス、カナダ、アメリカ、ブラジル、オーストラリア、中国、インドなど、世界20カ国・地域の子どもたちを神戸に招き、意見交換や交流を行う。とりまとめた意見は、未来に向けた提言として発表される予定だ。また、地球みらい子ども共和国建国式典とパレード、エコフードフェスティバル、おもちゃのリサイクル環境教育のブース出展などが行われる。さらに、レポートなどの動画による「気候チャンピオンになろう!」と、「僕たちが地球にできること」(作文)の、2つのコンペティションも行われる。

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