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「マスダール計画」 とは

読み:
ますだーるけいかく
英名:
Masdar City

アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長国政府が、将来の石油資源の枯渇に備えて進めている、持続可能な社会の構築を目指す経済開発プログラム。世界各国から優れた技術を集め、二酸化炭素(CO2)を排出しない都市を建設する計画で、約10年にわたる予算の総額は数千億円規模に上る見通しだ。マスダールとは、アラビア語で「源泉」を意味する。

実施主体であるアブダビ・フューチャー・エナジー社(マスダール社)は、2006年に同国政府が220億ドル(約2兆円)を出資して設立した。同社は、1) 新エネルギー技術の開発と投資、2) クリーン開発メカニズム(CDM)、3) 革新的水素利用技術の開発―などを主な目的としている。この計画には、世界各国から石油メジャーをはじめとする多くの企業や研究機関が参画。日本の企業や大学も太陽熱利用などの分野で協力している。

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